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建売住宅・注文住宅・間取りのポイント

注文住宅で後悔する人急増?【建売にすればよかった】と思う4パターン

投稿日:2019年1月16日 更新日:

注文住宅は、建売と違い間取りも変えられて・外観・外構も自分のオリジナルティあふれる家(自分の思い通りに建てられる)なので、家を購入するなら注文住宅しかあり得ないって思う人も居るでしょう。

建売って外観も同じ家ばっかりなので、個性も無く、一目見て「あ!建売ね・・」分かってしまいがち。

外観が一緒の住宅は、人によっては建売を購入する事すら恥ずかしいって思って居る人も居るみたい。(見栄を張りたいのでしょう。)

 

一方で注文住宅を購入して、後悔している人も多くいらっしゃいます。

注文住宅を実際に建てたのは良いけど住みづらいって思って居る人も多いんだとか・・・

建売は機能面もよく、値段も安いので、建売買っておけば良かったって思う人も少なくありません。

今回は注文住宅か建売にするかを検討している人向けに、注文住宅で後悔する4つのパターンについてご紹介させていただきます。

 

注文住宅でなぜ後悔?建売にすれば良かったって思う4つのパターン

注文住宅でなぜ後悔?建売にすれば良かったって思う4つのパターン

☑建物の予算の関係上、土地の立地が悪い。(そもそも土地が見つからない)

☑土地資産価値が低いが、建物にお金がかかるので住宅ローンの支払いがきつく、生活の質が下がる。

☑建築の素人による間取りのこだわりが住み始めて逆に不便に。プロに任せた建売の方が使いやすい

☑土地の立地も悪く、建物の間取りが個性的なので売却時に高く売れない=建売よりも資産価値は低くなる。

1つずつ詳しく解説してきます。

 

建物の予算の関係上、土地の立地が悪い。(そもそも土地が見つからない)

 

注文住宅の最大のデメリットは、予算の関係上、建物価格が高くなる事により起こる、立地が悪い土地を購入しなければならないと言うこと。

建売住宅の建物は坪単価40万~50万程度なので、30坪の建売住宅だと、建物代が1,500万以下で済みますが、注文住宅の場合は、ローコストハウスメーカーでも坪単価が50万・通常のハウスメーカーでは坪60万円以上しますので、建物価格だけでも2000万円を超え、建売より500万円は高くなります。

 

予算が3,000万円(諸経費抜き)だとして、建売住宅の場合は1,500万円かけられますが、注文住宅の場合は1,000万円までしか掛けることができません。

この場合、単純に500万円も予算が異なりますから、同じ広さの土地を購入するのであれば、1,000万しか予算のない注文住宅は、立地条件を悪くしないと土地を購入することができません。

立地条件の悪い土地は駅から徒歩30分以上かかる土地で、上手く言えば住環境良いとはいえますが、毎日の通勤で電車を使う人に取っては駅が遠いのはしんどい。

一方で500万円も多く出せる場合は、エリアによっては駅から徒歩10分以内の土地も購入できますから、毎日の通勤は駅から近くて快適です。

 

駅の距離10分と30分では20分しか差はありませんが、往復で40分、20日働く場合は800分も1ヶ月でかわります。

建売住宅では注文住宅の家の快適度は負けるかもしれませんが、1ヶ月で800分も通勤時間がかかる家より良いよねって思うのは私だけでしょうか?

おそらく仕事をしている旦那さんは共働きの夫婦は、家の快適度よりも通勤時間が短い立地の良い土地の方が良いはず。

安易に家の予算を上げるために立地の悪い土地を購入してしまうと、実際に生活したときに不便で仕方ないって後悔する羽目になります。

 

車を使えばなんとかなるだろう!

そう思って不便なところを購入する人が多いですが、子供の成長と合せて失敗したと感じている方がかなり多いんです。

 

 

土地資産価値が低いが、建物にお金がかかるので住宅ローンの支払いがきつく、生活の質が下がる。

 

上記の例は、土地価格・建物価格を同じとしてお伝えしましたが、実際には注文住宅の家の値段は2000万円で済むって事はローコストでないと難しいので、土地の立地が悪いのに建売住宅よりも総額が高いです。

こだわりの為に建物価格にお金を使って後悔していないっていう人はかまいませんが、建物を建てて終わりでは無く、建物に住んでからの生活費が住宅ローンの支払いで、娯楽・趣味ができなくなったってなったら本末転倒ではないのでしょうか?

住宅購入は、賃貸ではできなかったライフスタイルの質を上げるために購入するはず・・・それなのに建物にお金をかけ過ぎた結果、住宅ローンの支払いで趣味や娯楽ができない新築貧乏です。

無理して見栄を張って、貯金ができず、破産して家が取られたってなったら笑い事では済みません。

それであれば、家の作りはチープだけど、立地も良く、住宅ローンの支払いも安い家に住んだ方が、趣味・娯楽にもお金を使えるのでそっちの方が良いと思いませんか?

注文住宅が悪いって訳ではないよ。ただ無理に建物の予算を上げすぎるなって話です。

 

元不動産屋:秋 だい

新築貧乏になり、住宅ローンが払えなくなる人が年間1万人もいるんです。

貯金なしでもマイホームを購入したい!購入後に破産しないための3つのルールもあわせてどうぞ。

 

建築の素人による間取りのこだわりが住み始めて逆に不便に。プロに任せた建売の方が使いやすい

 

忘れられがちなのが、注文住宅の間取りプランは購入者=素人のこだわりがつまった家=住んでみて使いにくい家だったりもします。

例えば

ココがポイント

・日当たりだけを重視してしまい、窓を多めに付けたら、住んでみたら近隣住民の外からの視線が気になった

・リビングの広く設定しすぎた結果、ほかの部屋が狭くなり寝室が使いづらい

・収納スペースは沢山合った方が良いと考え、無駄にスペースを取ってしまい中途半端に大きい収納が多い。

・ドアの向き(引き戸・開き戸)や開け方によって、家具が入らなかった・・

などなど。こだわりの条件を満たすために、ほか要素を犠牲にした間取りにしがちなのです。

設計士もアドバイスをしてくれると思いますが、お金を払う購入者の意思を無視してまで自分の意見を押し通そうとはしません。

結果拘り抜いた間取りはできあがりますが、実際使ってみて導線が悪かったり、部屋が狭い・リビングこんなに広くなくても良かった・・など後悔してしまうケースが後を絶たないわけです。

注文住宅は、完成していない机上の空間で設計しておりますから、実際に使ってみて分かることは沢山あります。

一方での建売住宅の場合は、何百棟も設計しているプロが設計しております。自分が建築して建物も見てきている人間なので、建売は良くも悪くも個性の無い万人受けする間取りで設計されます。

万人受けする間取りと言うことは、あなたにとっても使いやすい間取りである可能性が非常に高い。

しかも、建売は完成している物件を見れるのが建売の強みです。

 

未完成で想像しかできなかった注文住宅とは違い、実際に間取りの現物をみて選べるわけですから、気づく点も多く間取り面では注文住宅よりも失敗しにメリットの1つ。

注文住宅を建てる人で、オススメなのは建売住宅の設計士の間取りを見て、気づいた点を注文住宅の間取りプランに取り入れるのがオススメですね。

ハウスメーカーの家はお金がかかりすぎて、あてになりませんから・・・

家探しを始めたばかりの人が最初に住宅展示場にいくと失敗する理由

 

土地の立地も悪く、建物の間取りが個性的なので売却時に高く売れない=建売よりも資産価値は低くなる。

ここ極めて重要。

注文住宅は建物価格が高いといえど、築年数によって資産価値がみるみるに落ちていきます。

10年経過すれば建物価格は半減。22年経てば減価償却により基本的には0円!

売地として売り出ししなければ売れません。これは建売・注文住宅も同じです。

 

ただ土地の価格は変動はする物の、建物ほど価格変動はしません。立地の良い土地は高く、立地の悪い土地は安いか売れないのどっちか。

建売住宅は立地の良いエリアに多く建てられますから、例え建物代が0円になっても、売地として売り出しされ、立地も良いエリアであれば希少性が評価して相場より高めで売れる時だってあります。

しかし、土地の立地が悪い注文住宅の場合は、土地だけでは売れない可能性があるので、拘り抜いた建物で売家として売却することになります。

建物の間取りが万人受けする非常に使いやすい間取りであれば、購入者も増えるかもしれません。

 

しかし、あなたの拘りが強く、間取りが一般受けしないコアな間取りだった場合・・残念ながら建物が高く売れないって事になります。(外壁が奇抜だったりするとなおさら)

土地売却価格も建売より安く、建物も高く売れず、住宅ローンの支払いが終わっていなければ、売却金額<住宅ローンの残債の公式になれば、足りない分を自己資金で補充しないと売れません。

自己資金が無い場合は、残念ながら売ることができません。つまり流通性が悪い資産になります。

今の時代何が起こるか分かりません。

ライフスタイルの変化で家を売却しなければならない時。資産性の高い土地を持っていた方が良くありませんか?

同じ総額の建売・注文住宅の資産性を比べると、建物価格は両者とも0円になる以上、最終的に土地の立地が良い建売の方が資産価値が高いのです。

 

建売は、立地の良い土地を建物付きで相場で購入するイメージ!立地優先

 

建売を購入する最大のメリットっていうのは、一般消費者には出回らない立地の良い土地を、更に購入しやすい価格帯に分譲した土地が買えるって事。

注文住宅を建てる為に更地を探した人なら分かるかもしれませんが、一般個人が売主の物件では土地の坪単価が相場よりも高かったり、土地の坪単価は相場程度なんだけど、土地が広すぎることによって総額が高くて買えないって経験しているはず。

土地を分割して販売してくれないの?って思うかしれませんが、分割して複数の人に販売するには宅建業の免許が必要になるので分割販売はできない。

よって1つの広すぎる土地でしか購入できないので、注文住宅の土地価格は高くなってしまいがちなんです。

 

でも建売の場合は、立地の良い土地を建売業者が購入しやすいように分割してくれる上、更地だけで販売したときの値段に数百万プラスするだけで建物が付いてくる。

これってかなりのメリットだと思うのですがどうでしょう?

土地を優先して購入した建売を、建て替えする際に注文住宅を建てればいい話。

立地も良い場所で建てられる上、建売住宅に住んだ経験を生かして、不便だなって思ったところを反映させた方が、初めて注文住宅を建てる人よりも満足した家造りができます。

注文住宅か建売かって悩んでいる人は、立地の良い土地さえ買えれば20年後~30年後に建売の家を建て壊して、注文住宅を建てる事もできるって考えてみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

ココがポイント

☑注文住宅で後悔するパターンは「建物にお金がかかるので土地の予算が無く、立地の悪い土地を購入しがち」「建売住宅より注文住宅の方が金額が高いのでローンがきつく、生活の質を落としやすい」「注文住宅は購入者の拘り抜いた家で一見格好いいが住み始めてみると逆に不便だったする」「万人受けしない間取りだったりすると、立地も悪い土地なので売りに売れない」の4つ

☑同じ総額の建売・注文住宅の資産性を比べると、建物価格は両者とも0円になる以上、最終的に土地の立地が良い建売の方が資産価値が高い。

☑建売を購入は一般消費者では決して購入できない立地の良い土地を買うイメージ。立地の良い土地さえ買えれば20年後~30年後に建売の家を建て壊して、注文住宅を建てる事もできる

注文住宅で最も後悔するのは「間取りによる失敗」

リビングと畳部屋を繋げるor繋げないで後悔している人も居るくらい

でも初めて住宅を購入する人は失敗0で家を建てるのはまず不可能。

ショールームで建てられている家はお金がかかりまくっている家で参考にならない場合がほとんどなので、自分たちの予算に近い複数社のプロが企画した建売住宅も見ておくと、よりイメージが湧くのでオススメですよ。

注文住宅の失敗者がなぜ後を絶えない?失敗者と成功者の家探しの行動の差とは

すべてのハウスメーカーの広告・住宅展示場で良いことばかり謳っているの、こんなはずじゃ無かった!と失敗者が後を絶ちません。

注文住宅を建てる人の全てが家造りで成功したいはず。

注文住宅で成功するためには、住宅展示場に行く前のあるたった1つの行動が重要になってきます。

初心者でも成功する住宅展示場に行く前のある重要な行動とは?

 

 

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売却査定、建売業者への専任返し(限定物件)多く、新しい物件情報が毎日入ってくる業者。

それくらいすごい会社ですし、個人的に売り買いのどっちの取引でもお世話になりました。

私の実務経験上でも紹介される用地案件が多く、ネットに載せない住友不動産販売のみで扱う案件も多いので必ず1回は問合せしておいた方が良いです。

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